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韓国映画『7番房の奇跡』感想 – ピュアな心になって泣きたい人におすすめ

4.0
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7番房の奇跡(字幕版)

7番房の奇跡 あらすじ

知的障害を持つヨング(リュ・スンニョン)はしっかり者の娘・イェスン(カル・ソウォン)と幸せな日々を過ごしていた。

しかしある日、殺人事件の濡れ衣を着せられ逮捕されてしまう。

刑務所の7番房に入れられたヨングは、房長のヤンホ(オ・ダルス)の恩人となり、娘に会いたいという願いを叶えてもらう…。

7番房の奇跡 感想

テーマは重いが、心温まるおじさんファンタジー映画。
韓国で映画史上動員数8位を記録したというヒット作らしい。

ストーリーのあらすじを先に見てしまったのだが、殺人の冤罪をきせられた障がい者の話ということで、どよーんと重い(韓国映画によくある)やつかと思って覚悟して見た。

が、冒頭から、パク・シネの透明感が目を引く。

そしてよく見るおじさん俳優たちがちょっとコメディ的な展開で顔を合わせる。
後日談から始まるのか、とその後の展開がどうなるのか興味を持ちながら見た。

展開はとっても無理やり、ありえないことだか、なぜか許せてしまう優しいお話し。
ファンタジーの一種だと思えば良い。

韓国映画で囚人もの、冤罪ものはいくつかみてきたが、これはまたパターンの新しい映画だ。

とにかく子供が可愛い。
リュ・スンリョンの演技もすばらしい。

見ている間に自分の気持ちもこの親子を救ってあげたい囚人・看守たちと同じ気持ちになる。

冤罪は許されないことだ。

映画のテーマになり、それがヒットするということは、脈々として今もそれが韓国社会に根付いているということなのだろう。

スカっとはしないが、泣けて優しい気持ちになれる映画だ。

それにしても、身内を失った遺族というのは、誰かのせいにすると気が晴れるものなのだろうか・・・

7番房の奇跡 映画情報

公開年:2012年
上映時間:127分
原題:7번방의 선물(7番房の贈り物)
監督:イ・ファンギョン

7番房の奇跡 キャスト

リュ・スンニョン:イ・ヨング、知的障害
パク・シネ:大人になったイ・イェスン
カル・ソウォン:イ・イェスン
チョン・ジニョン:チャン・ミナン、刑務所長、イェスンの養父
オ・ダルス:房長、ソ・ヤンホ
パク・ウォンサン:チュノ、詐欺師
キム・ジョンテ:カン・マンボム、姦通
チョン・マンシク:ポンシク、スリ
キム・ギチョン:ソ老人、当たり屋
パク・サンミョン:パバギ、パク・サンミョン
パク・キルス:チョン刑務官
チョ・ジェユン:キム刑務官
チョ・ドッキョン:チェ・ドンフン、警察庁長、チヨンの父
イ・ユネ:テウォン孤児院 教師