韓国映画好きのための動画見放題はU-NEXT

韓国映画『チョルラの詩(うた)』(日本人監督作品)感想

2.5
[PR] 本記事内には広告が含まれています。
本ページの作品の配信情報は記事投稿日時点のものです。現在は配信されていない場合もありますので、最新の配信状況は必ず公式サイトにてご確認ください。

チョルラの詩 (字幕版)

日本人の川口浩史監督による、(ほぼ)全編韓国映画。
原題(韓国タイトル?)は、고양의 시(故郷の詩)

舞台は全羅南道の小さな村。日本人の視点から見た、韓国の風俗(いやらしい意味ではない)が美しく描かれている。

今まで飛行機でしか韓国に行っていないが、一度はフェリーに乗って釜山に行ってみたくなった。

少し前まで韓国人の男は詩を朗読して女性を口説いていたというが、まさにそれがテーマ。
ソウルオリンピック直前の頃のお話である。

主演はソ・ドヨン。一番印象に残っているのは春のワルツ
在日韓国人の役で、日本語のシーンもある。セリフが長くないからかもしれないが、日本語に不自然さはほとんど感じられなかった。
知的なイメージがぴったりだ。

ストーリーとしては、ソウルオリンピックのための突貫工事にかかわっている従兄(キム・ミンジュン)ていう設定の時点で何か結末がわかってしまい、ほうらね、といった感じになってしまった。

三角関係に揺れる女の心情にイマイチ共感できず(あの母親はやばい)

回想シーンで実はあの時。。。みたいになるのは、よほどの説得力がない限り自分はあまり好みではないんだな。

そして最後、あっさりまた行くんだ。みたいに思ってどうも尻すぼみ。
最初の感じはよかったのにな~