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韓国映画『バービー』感想

3.0
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バービー(字幕版)

バービー 感想

もうサムネ見るだけで胸糞な予感がしたので見るのを後回しにしていた。ホラーっぽい雰囲気があるが、ホラーではない。

アジョシの少女キム・セロンちゃん。
2000年生まれのこの子が今21歳だと思うと戦慄する。

実はこの子が『バービー』じゃないんだよね。それは見ればすぐわかる。

そして、セロンちゃん演じるスニョンの妹役がこの映画で初めて知った、セロンちゃんの実の妹アロンちゃん。
さすがに顔そっくり。そして、幼いながらも狡猾なスンジャをまさに本当にその子であるかのように演じていた。
この幼さでこの腹立つ役柄をよく演じたと感心する。

キム・アロンちゃんは他に『容疑者X』にしか出演していないようだが、もう女優はやっておられないのだろうか。

話を映画の内容に戻そう。
映画の紹介文に『人身売買云々』と書かれていたので内容は割と容易に想像がついた
知的障碍者の父に、クズ叔父(イ・チョニにぴったり)、そしてあからさまにアジア人差別をしている白人養父。

こうなるだろうな~という展開のまま進んでいく

あまり内容がないというか、素人の分際でこういったら申し訳ないのだが、結構同じセリフが何回も繰り返される
そこもうちょっと脚本練ってみない?と思ってしまう。ちょっとくどい。
見ながらそう思ってしまう時点でもう集中力が切れている。

いろいろとシーンを織り交ぜているのだが、なんだか尺稼ぎのようにすら思う。97分の映画なのでそんなに長くないはずなのだが。。。

結局この映画は不条理を描きたかったのかな。映像は曇り空のようなトーンが綺麗だ。
果たして本当にこういうことが現代韓国でもあるのか?40年くらいまえの話ではないのか?

セロンちゃん姉妹の演技はみどころだが、おすすめとはいいづらい。とはいえ悪くもない。★3