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韓国映画『鋼鉄の雨』感想

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鋼鉄の雨 あらすじ

北朝鮮でクーデターが発生、優秀な工作員であるオム・チョルウ(チョン・ウソン)は、重症を負った最高委員長をかばいながら韓国に潜入する。

忍び込んだ病院で秘密裏に手当てを図るも、大統領府の高官であるクァク・チョルウ(カク・トウォン)に発見され、囚われてしまう。

韓国の保護を受けながら、北朝鮮側の陰謀に気づく北のチョルウ、南のチョルウを連携し、第二次朝鮮戦争を防ぐことができるのか…?

鋼鉄の雨 感想

ものすごいスケールの話、これぞ映画。
弁護人のヤン・ウソク監督作品

スクリーンでみたほうがより迫力があるのだろうが、ネットフリックスオリジナル作品だ。
ところどころ若干CGが荒い部分も気になり、そのへんはハリウッド大作よりは見劣りはするが、挑戦的な題材には経緯を評したい。

ネトフリ配信のため、広く海外向けのターゲットを狙っているため、南北、日韓、そして中米などの関係性を過不足なく説明してくれていて入り込みやすい。

日本の支配によって韓国のイデオロギーが確立し、日本を滅ぼしたのはアメリカの核だというようなことをズバリとセリフにしていてある意味痛快。

それにしても北朝鮮なまりはうつりそうになる。

南北のバディものとしては、コンフィデンシャル共助や、工作~黒金星と呼ばれた男~が思いつく。
自分は工作が一番好みだが、今回のチョン・ウソン&カク・トウォンのアシュラカップルもなかなかテンションの上がる組み合わせだ。

G-Dragonの名前も出てきて、殺伐とした話の中でも清涼剤になっている。

映画で起こる出来事は、おそらく自分が見てきた韓国映画の中でももっともすごいスケールの出来事だが、思ったよりもハラハラしなかったのはなんだろうか。
スリルというのは、事件の大きさではないのかもしれないなという考えになった。

「南北の戦争なのになぜ北朝鮮は日本を核攻撃しようとするのか」について明確な答えを出していたのも面白かった。

南北統一が果たされていない現状、切ない結果になることは否めないのだが、確実に見てよかった作品の一つだ。

鋼鉄の雨 映画情報

公開年:2017年
上映時間:139分
原題:강철비(鋼鉄雨)
監督:Remove term: ヤン・ウソク ヤン・ウソク

鋼鉄の雨 キャスト

チョン・ウソン:オム・チョルウ、北朝鮮 要員
カク・トウォン:クァク・チョルウ(郭哲宇)、大統領府 外交官
キム・ガプス:リ・テハン、北朝鮮総局長
キム・ウィソン:イ・ウィソン、韓国 現大統領
イ・ギョンヨン:キム・ギョンヨン、韓国 次期大統領
チョ・ウジン:チェ・ミョンロク、北朝鮮反乱軍
チョン・ウォンジュン:パク・ピョンジン、韓国大統領府室長
チャン・ヒョンソン:チョン・セヨン教授、韓国 統一部長官
キム・ミョンゴン:リ・ホンジャン、中国 国家安全部
パク・ウネ:クォン・スクチョン、産婦人科医
パク・ソニョン:カン・ジヘ、オム・チョルウの妻
アン・ミナ:ソン・スミ、開城工業団地女工
ウォン・ジナ:リョ・ミンギョン、開城工業団地女工
イ・ジェヨン:パク・クァンドン、護衛総局長
ナ・グァンフン:タン・ホンチャイ、駐北朝鮮中国大使