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韓国ドラマ『赤と黒』感想 – キム・ナムギル、ハン・ガイン主演、放心状態になる傑作ドラマおすすめ

4.5
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赤と黒 あらすじ

幼い頃、育ての親から引き離され、財閥ヘシングループの後継者”ホン・テソン”として育てられたシム・ゴヌク(キム・ナムギル)。

しかしDNA鑑定でテソン本人ではないと判明すると、容赦なく捨てられた。

成長したゴヌクは自分の人生を滅茶苦茶にしたヘシングループへの復讐のため、長く緻密に練った計画をついに実行にうつす。

赤と黒 感想

ごめん、愛してる」「雪の女王」を手がけたイ・ヒョンミン監督作品。

韓国原題は나쁜 남자(悪い男)

もうちょっとで自分の中で史上最高レベルになったドラマ。
ただ切ない、、

うんと時間をかけて見た作品。

なぜそんなに時間がかかってしまったかというと、1話め、2話め、とにかくデソン(ゴヌク)の子供時代が可哀想過ぎて見ていられなかった。

ただただ悲惨さを煽っているドラマのかと思って、見続けるのをやめようかとも思ったけれど。。。

・・・見進めて本当によかった。

復讐ががんがん進んでいくと痛快になってくる。雰囲気は「魔王」。

そして、ふたりのデソンのキャラクターがとにかくいい。
ふたりとも大好きになって4話以降はドはまり。

子デソンのことも、少しずつ謎が解けるつれ、いろいろな事情がわかってくる。

悪役もみんないい味をだしているし、目が離せない。完璧に感情移入。

ただ、、、その分ラストは、、、

日韓合同制作だけれど、ほぼ韓国ドラマ。

映像がとにかく美しい。
色合いも風景も。

3話の終わりから日本の名古屋~岐阜が舞台になる。

名古屋栄のサンシャイン観覧車が登場。ドリームハイでも登場したところね。

日本のシーンはあってもあんまり意味ない感じだったかなー。

でもやっぱり日本が出るとうれしい。
ちなみに、無名時代の鈴木ちなみが出てくる。

ハン・ガイン演じるムン・ジェインはなぜあんなにモテるのか?
でもなんだかああいう優柔不断な子は現実にいそうで、嫌いにはならなかった。

そしてなによりも、ゴヌクとテラにドッキドキドキドキ。。

主演のキム・ナムギルが、兵役のために、ラストが急遽3話縮められたという、、、
回収してない感のある伏線が残念。(テソンと日本のうどん屋の女将の関係とか)

最後2話くらいは、ゴヌクがほとんどでなくなり、ほぼシン女子主演のホラー映画みたいになった(笑)
キム・ヘオクは鬼婆役も最高。

クァク班長、刑事のキム・ウンスももっとラスト活躍しそうだったのに、存在感抜群の大好きなおじさん俳優だ。

そうそう、お屋敷がまた「華麗なる遺産」のあの家だった。家の中はちがうけれど。

突然の兵役がなく、正式な台本が進行されていたら、どんな展開になっていただろうか。
大名作になっていたことは間違いない。

あーもうほんと切ない。
ああいったラスト展開は、韓国ドラマではよくあるそうだが、鑑賞歴浅い自分にはとてもショック。

切ないしかいえないー。放心状態。ごめ愛以上だ。

赤と黒 ドラマ情報

公開年:2010年
話数:17話
原題:나쁜 남자(悪い男)

赤と黒 キャスト

キム・ナムギル:シム・ゴヌク/チェ・テソン、スタントマン
ハン・ガイン:ムン・ジェイン、ギャラリー勤務
キム・ジェウク:ホン・テソン、ヘシングループ次男、愛人の息子
オ・ヨンス:ホン・テラ、ヘシングループ長女
チョン・ソミン:ホン・モネ、ヘシングループ次女
シム・ウンギョン:ムン・ウォニン、ジェインの妹、高校生
チョン・グクファン:ホン・ジョンス、ヘシングループ会長
キム・ヘオク:シン女史、シン・ミョンウォン、ホン会長の妻、ギャラリー館長
チョン・ウィガプ:ホン・テギュン、ヘシングループ長男
チョ・ドクヒョン:パク・ジェフン、テラの夫、検事
チョン・ミンソ:ソダム、テラ夫婦の娘
チュ・ジンモ(1958生):キム室長、シン女史の腹心
チュ・グィジョン:ウン部長、ホン家の執事
キム・ウンス:クァク班長、刑事
ジフ:イ・ボム、クァク班長の部下
キム・ジョンテ:チャン監督、チャン・スン、アクション監督
キム・ミンソ:チェ・ソニョン、テソンの元恋人
オム・テグ:テラの警護員
イ・ジョング:ユン理事、ヘシングループ
メン・ボンハク:シン女史の弁護士
キム・ギョンイク:ゴヌクの父、聴覚障害者
ソン・ソヨン:チェ・ヨニ、ゴヌクの母
カン・スハン:ゴヌクの少年時代
ムン・ガヨン:テラの少女時代
チェ・ゴン:ボムの少年時代

豊原功補:龍先生、ガラス工芸家
三浦孝太:マサル、ゴヌクの手先
鈴木ちなみ:ゴヌクのガールフレンド