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韓国ドラマ『椿の花咲く頃』感想

4.0
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椿の花咲く頃 あらすじ

正義感たっぷりの熱血警官ヨンシク(カン・ハヌル)は、女手一つで息子を育てるスナックのママ ドンベク(コン・ヒョジン)に一目惚れする。

しかし、舞台は住民すべてが知り合いの狭い田舎のオンサン市、子持ちで未婚の水商売の女ドンベクへの風当たりは強かった…。

そんな平和なオンサンの街に、殺人鬼の魔手が迫っていた…。

椿の花咲く頃 感想

俳優カン・ハヌルの演技力の素晴らしさを改めて認識した。
クールな役ももちろん良いが、今回はとにかくアツい男を文字通り熱演。
こんなに迫られたら落ちない女はいないのではないかという勢い。

コン・ヒョジンは言うまでもないが、どちらかというといつも同じような感じの芝居。いい意味で安定感がある。
最初ドンベクの性格がつかめず、ウブな風を装ってしたたかな女なのではと思っていたが、そういうウラはなかったようだ。

あんなに弱々しい性格で6年もスナックを経営できたなと思ってしまう。

このドラマは作りが風変わりで、コメディ、サスペンス、視点、時間がコロコロと変化して展開する。
かといって分かりづらいということはなかったのでとても上手い構成だと思う。

ただ、若干、犯人のキャラなどが設定後出しなのではないかと思ったり、亡くなった人を早々に種明かししてしまうので、サスペンス感が若干薄れた気も少しする。

なによりドンベクが自業自得なことを結構するのでイライラさせられた。もちろん演出家の計算だと思う。すっかりヨンシクの気持ちになれたということかもしれない。

親子愛の描写はさすがに涙を誘う、泣くまではしなかったが、自分は野球選手の父の気持ちが一番共感できた。

地主と弁護士カップルの話は悪くはないが、差し込むタイミングが今ひとつと感じた。せっかく盛り上がっているところにこの二人の話が挟まると若干気持ちがトーンダウンした。

とはいえ、全体的に面白いドラマではあった。100%満足とまではいかないので★は4つくらい。

椿の花咲く頃 ドラマ情報

Netflixオリジナル
公開年:2019年
話数:20話
原題:동백꽃 필 무렵(椿花咲く頃)

椿の花咲く頃 キャスト

コン・ヒョジン:オ・ドンベク、スナックカメリアのママ、シングルマザー
カン・ハヌル:ファン・ヨンシク、派出所警察官
キム・ジソク:カン・ジョンニョル、ドンベクの元恋人、野球選手
チ・イス:ジェシカ(パク・サンミ)、ジョンニョルの妻、インスタグラマー
オ・ジョンセ:ノ・ギュテ、カメリアの大家、オンサンの名士
ヨム・ヘラン:ホン・チャヨン、ギュテの元妻、弁護士
ソン・ダムビ:チェ・ヒャンミ(チェ・ゴウン)、カメリアのバイト
キム・ガンフン:カン・ビルグ、ドンベクの息子
コ・ドゥシム:クァク・ドクスン、ヨンシクの母
イ・ジョンウン:チョ・ジョンスク、ドンベクの母
チョン・ペス:ピョン・ペス、派出所所長
キム・ソニョン:パク・チャンスク、ジュンギの母
ヤン・スンヨプ:ヨンシクの友人、小学校の野球コーチ
イ・ギュソン:パク・フンシク、ヨンシクの後輩、金物屋
ファン・ヨンヒ:イ・ファジャ、ジェシカの母
ファン・ジョンミン(女):巫女
キム・ギチョン:パク・マンソク、オンサン郡守
ソン・ジョンハク:イ・サンフン、オンサン警察署長