パッチギ! あらすじ
1968年。京都にある府立東高校2年生の松山康介(塩谷瞬)は、日頃から争い事の絶えない朝鮮高校にサッカーの練習試合を申し込むことになった。
康介と友達の紀男(小出恵介)はおそるおそる訪れるが、そこで康介は音楽室でフルートを奏でていた少女キョンジャ(沢尻エリカ)と、曲のイムジン河に一目惚れをする。
ところがキョンジャの兄アンソン(高岡蒼佑)は同校の悪名高い喧嘩番長だった。
パッチギ! 感想
井筒和幸監督作品。
日本の高校生と、在日朝鮮人学校の学生との恋と喧嘩と友情、そして厳然と存在する日本と朝鮮の深い溝を描く。
タイトルの「パッチギ(박치기)」は朝鮮語(韓国語)で「頭突き;鉢合わせ」の意味。文字通りケンカと、日本人と在日朝鮮人との出会いを象徴している。
韓国映画ではないが、無関係でもないので一応。
先入観なしで見て、純粋に面白い青春ドラマだと思った。沢尻エリカが可愛い。
また在日ヤンキー看護婦を演じた真木よう子は、これ以上無いほどのハマリ役だと感じた。
埋まらない溝があろうと、若者同士は恋もするし友達にもなる。それは全世界何時の時代でも同じテーマだ。
答えは押し付けられてはいない、受け取り方は人それぞれだろう。
子供にも見せたいのだが、エッチなシーンがあるので親子で一緒には見れない。
成人指定映画ではないので、ぜひ親に隠れて見てほしい。
パッチギ! 映画情報
公開年:2005年
上映時間:119分
監督:井筒和幸
パッチギ! キャスト
沢尻エリカ
高岡蒼佑
小出恵介
オダギリジョー
イ・ジュニク(エキストラ)
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