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韓国映画『ディア・ピョンヤン』ドキュメンタリー感想

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ディア・ピョンヤン あらすじ

朝鮮総連の幹部として人生の全てを祖国北朝鮮にささげてきた父。それを献身的に支える妻。
3人の兄は若い頃に北朝鮮に渡った。複雑な心境の在日朝鮮人の家族の現実を、映画監督の娘ヤン・ヨンヒ(本人)が撮った。

ディア・ピョンヤン 感想

全く予備知識なしで見たので、まずキュートなアボジ(お父さん)の笑顔のサムネイルで、笑える・心温まる話なのかな?と思って騙された(悪い意味ではない)

在日韓国人、しかも朝鮮総連(北朝鮮)の幹部を父に持つ家族。兄は北朝鮮に移り住んで、、あれ?見たことあるあらすじだな?と思い、そうだ『かぞくのくに』だと思ったら、なんとその監督ご自身のドキュメンタリーだった。

映画が2012年の公開で、このドキュメンタリーは2005年ということなので、映画より前にこちらが撮られていたというわけだ。見れてラッキーだった。

事実はフィクションに勝る。バリバリの北朝鮮支持者であるアボジの揺れ動く心、最後は涙が止まらなかった。

これが正しいと思ってきたけれど、読みが甘かった・・
今の日本もこれと似たような現象が起こりつつあるような気がする。

どんな人にも見てもらい、こういう現実が存在するということを知ってもらいたいと思う一作だった。

アボジはその後どうなったのだろうか?

ディア・ピョンヤン 映画情報

公開年:2005年
監督:ヤン・ヨンヒ

ディア・ピョンヤン キャスト

省略

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