韓国映画好きのための動画見放題はU-NEXT

韓国映画『モダンボーイ』感想

3.5
[PR] 本記事内には広告が含まれています。
本ページの作品の配信情報は記事投稿日時点のものです。現在は配信されていない場合もありますので、最新の配信状況は必ず公式サイトにてご確認ください。

モダンボーイ(字幕版)

モダンボーイ 感想

古い日本映画のようなナレーション付きのオープニング。そう、この映画の時代背景は日帝時代。
その時代に作られた映画もいくつか見て、時代背景はある程度把握している。

日本人としてはもうイヤな予感しかしない。

当時の風景を再現したCG?セット?とにかくかなりリアリティがあるソウル駅周辺。
そしてモダンボーイ(モボ)なパク・ヘイルとキム・ナムギルの洗練さ、コメディっぽい軽快さ。
あ、これもしかして、そういう楽しい感じのやつ?と期待が高まる。

古き良きあこがれのキャバレー、ロートレックの絵に出てきそうなモガのキム・ヘス。体格がいい。
歌もいい、大正ロマンというか昭和初期の感じが非常にいい。これだけでも見る価値があったかも。

いつも残念な感じが多い着付けもわりにちゃんとしている。
ただ、着物の柄のTPOが、その柄で訪問するか?半襟はそれでいいのか?とちょっと自分の中の着物警察がざわつく。

日本語で話す部分が聞き取りにくい。いつも思うが日本語部分にも字幕がほしい。

で、まあ、楽しいままで終わらないのがこの時代の映画のわけで・・・
まあそうなるわという予想があたってしまった、かも。

印象に残ったセリフ
「幼いころの夢は日本人になること。日本人になれば簡単に裕福になれるから」

いくつかあるこの時代背景の映画の一つとしてみる価値あり。