日本の同名漫画を原作とした、超有名ラブコメ学園ドラマ。
イ・ミンホ(イ・ミノ)が道明寺司、ク・ヘソンが牧野つくし、キム・ヒョンジュンが花沢類を演じた。
日本でも、嵐の松本潤が道明寺を演じてハマリ役として話題になり、アジアで『花男』旋風が巻き起こった。
という。
実は自分は、日本版の花男を見ていない。
アニメは放映時、数話見たが、今一つはまりきれなかった。
しかし、有名作品はおさえておかないといけない、ということで何度も視聴トライしたのだが、、、
あまりにも無駄なシーンが多い気がして全く感情移入ができなかった。
何というか、、男性アイドルF4のイメージビデオシーンのようなものが多すぎる、特にニューカレドニアのロケ。
これはきっと、俳優のファンなら、楽しいのだろう。
自分は残念ながら、誰も好きにはなれなかった。
だらだらと、間延びしているきがして、何度も挫折。
4回目くらいの挑戦でようやく最後まで見ることができた。
ちなみに一人だと、見続けるのが辛い。
気の合う友達、家族と、おかしいところにツッコミを入れながらみるのが楽しむコツだ。
とにかく台本が破たんしている。
いろいろ伏線のようなものは仕込んであるのに、回収せず。
気になる登場人物も、一瞬登場しては、いなくなったり。
原作漫画をみていないが、原作に忠実なのか、韓国の脚本がそうなっているのか、わからないが。
とにかく「それはないやろ」「あの人何だったの」「あれどうなった?」「これ必要か?」の連続。
いや、この作品が特にひどいわけではない、もっとツッコミどころ満載なドラマは韓国ドラマをたくさん見てきたが、
これほどの有名作品、しかも、私は韓国ドラマ好きの知人に
「これは絶対おすすめ!私はもう何回見たかわからない!」
と強くおすすめされたのだ。
なので、私はがっかりという感が否めない。
意外だったのは、一緒に見ていた家族がかなり楽しんでいたこと。(50代男)
特にク・ジュンピョのキャラクターが気に入ったらしく、その後イ・ミンホ自体が気に入り出演ドラマをいくつも見るようになった。
意外にク・ヘソンが気に入らなかったようだ。(アヒルのような口が気に入らないらしい)
が、カウルちゃんを演じたキム・ソウン、そしてジェギョンを演じたイ・ミンジョンが気に入ったので大変楽しめたそうだ。
見る人によって、本当に受け取り方が違うことが面白い。
かなり、辛口なことを書いたが、ラブコメを代表する展開、見ておいて損ということはなかった。
韓国ドラマを語る上では、見ておかないといけない必須作品であることは間違いない。
なので、まあ普通、の星3つ。