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韓国映画『朝鮮名探偵 鬼<トッケビ>の秘密』 感想 – ライト感覚で楽しめる、おすすめ推理ファンタジー時代劇

3.5
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朝鮮名探偵 鬼<トッケビ>の秘密(字幕版)

朝鮮名探偵 鬼<トッケビ>の秘密 あらすじ

朝鮮時代の名探偵、キム・ミンは、領議政キム・シンの息子だが、親から強制される婚姻が嫌で家を出ている。

そんなある日、都では吸血鬼による謎の連続殺人事件が発生。助手のソピルとともに調べていたところ、記憶を失った謎の美女と出会う…。

朝鮮名探偵 鬼<トッケビ>の秘密 予告編

朝鮮名探偵 鬼<トッケビ>の秘密 感想

推理よりもファンタジー色強め、軽く見られてまあまぁかな。

ちょっとダサイ邦題だけど、原題も조선명탐정 흡혈괴마의 비밀(朝鮮名探偵 吸血怪魔の秘密)
朝鮮名探偵シリーズは、これが3作目。
続編が出ているということは、ある程度の人気作品なのだと思う。

邦題の『トッケビ』は、ドラマの人気に便乗したかのようなイヤらしさは否めない。
吸血鬼の話であり、鬼ではないからね。

主演は、キム・ミョンミン。
自分はベートーヴェン・ウイルスのカン・マエにはまったし、白い巨塔六龍が飛ぶも良かった。

ファンというわけでもないけれど、信頼を置いている俳優だ。

コンビを組むのは、オ・ダルス。コメディパートでは鉄板のキャスト。間違いなく面白い。
ただ、彼はスキャンダルが、、そのせいか、この映画は興行が失速して損益分岐点を越えなかったそうだ。

良い俳優がスキャンダルで活動を自粛するのは本当に残念だ。

この映画の続編が出るかどうかは、オ・ダルスの去就にかかっているかもしれない。

映画の内容は、サスペンスタッチの立ち上がりから、コメディを交えて、明暗のバランスをとっている。

ドラキュラやUFOやゾンビが出てきて、和洋折衷というか、清の人もびっくり仰天というか
大正ロマンチックというか、独特の世界観がある。

この作品の、1作目、2作目を見ていないけれど、それらは敵が人間だったそうだ。
本作は相手がドラキュラということで、かなりファンタジー色が強くなって、推理はそれほどというかんじだ。

ラブはほとんどないといっていいかな。

Gが出てくるので少し注意が必要。

オールド・ボーイのオマージュが出てくるのでお楽しみに。

終盤はまさかの展開。

全編通して面白いけれど、時代が交錯してちょっと頭の回転がついていけない部分があり、集中を欠いた。
そのため没入感は少し浅め。

クライマックスはちょっと泣ける。

とはいえ、結構面白かった。続編(存非編)が出たら見る機会があれば見る。

キム・ジウォンは映画で見るのは初めてだけど、綺麗だった。
キム・ボムは、花より男子いらい久し振りに見た。

朝鮮名探偵 鬼<トッケビ>の秘密 映画情報

原題:조선명탐정 흡혈괴마의 비밀(朝鮮名探偵 吸血怪魔の秘密)
公開年:2018年
時間:119分
レイティング:12歳以上
監督:キム・ソギュン

朝鮮名探偵 鬼<トッケビ>の秘密 キャスト

キム・ミョンミン:キム・ミン、名探偵
オ・ダルス:ソピル、ミンの助手
キム・ジウォン:ヨジュ、記憶喪失の女
キム・ボム:チョンム、剣契の頭
パク・クニョン:キム・シン、領議政、キム・ミンの父
ウ・ヒョン:パン氏
ユン・サンフン:若いキム・シン
キム・ジョンファ:チェ・ジェヒ、チェ・イルギュの娘
ヨム・ドンホン:サーカス 団長
イ・ミンギ:黒道袍/チョン・イニュル
アン・ネサン:パン・ヒョイン
ヒョヌ:世子

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