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韓国映画『ファッションキング』感想

3.5
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ファッションキング あらすじ

学校でいじめを受けていたギミョン(チュウォン)は、逃げるようにソウルのキアン高校に転校する。
学園の女神ヘジン(パク・セヨン)に一目ぼれしたギミョンは心機一転ファッションに目覚め、学校の人気者となるが、学園の皇太子ウォノ(アン・ジェヒョン)がそれを阻む。

ファッションキング 感想

同名のWEB漫画(ウェブトゥン)を原作とした映画。
自分は漫画のほうは途中リタイアしたものの、これが映画になったということで以前からちょっと見てみたかった。

ドラマで『ファッション王(未見)』というのがあるが、そちらはまったく違う。(個人的にユ・アインもキミョンを演じたらめちゃくちゃ面白そうだと思うが)

主演はチウォン、冷徹な御曹司(キム・タック)から、知的障碍者(グッド・ドクター)、コメディまで幅広く演じられる信じられる俳優の一人だ。

漫画のキミョンとチュウォンのイメージはぴったりだった。

ただ、ちょっと高校生を演じるには年が無理があるかなとは思うものの、情けないパシリから堂々たるファッション王(笑)まで映画内で見事に演じ分けた。
まあ土台が長身イケメンだからね~逆になぜいじめられていた?というのはおいておいて・・・

なによりキムソンオ!の存在が大きい。素晴らしい、彼にぴったりの役!!
怪しいファッションが似合いすぎる、主役を食う勢いの存在感。

原作はドタバタのギャグ。どう映画化するかなとワクワクしながら見た。
で、めちゃめちゃなセンスの服に、わけのわからない展開(空を飛ぶとか)その辺は大げさになっていてとても面白かった。

ただ・・・なんというか・・・

悪い意味で、日本の漫画原作映画みたい、、『翔んで埼玉』的な。。(筆者は翔んで埼玉はリアタイで漫画で読んだ人間だあり、漫画のほうは大変好きだったのだが映画は★1もつけたくないである)

まず原作に全く忠実じゃないこと。(原作あまりおぼえていないが)
妙に感動を入れてきたり、オリジナルキャラとか、、、違うだろう?
こうじゃないだろ?と思って、シリアス部分が強調されるごとに、ギャグファッション部分が見ていてなんだか恥ずかしくなった。

が、まあまあエンタメとして楽しく見れた。

『一文なしでも心情を貫くのがファッション』とか
『貧乏人が金持ちに勝てるのはセンスである』っていう言葉は良かったな。

韓国語の直訳は、持たない者が持っている者に勝てるのは『感じ』
(=感じは日本語由来の言葉で発音そのままカンジ、かっこいいという意味だ)

イ・ギョンヨンも出るだけでいい。何も背景を描写しなくてもどいういう人かわかるところが良い笑

まあ、原作知らない人が見ると「なんじゃこれ」だろうし、原作ファンには不満が残る中途半端な作品かもしれない。

でもキム・ソンオが大好きなのでオマケして★は3.5

ファッションキング 映画情報

公開年:2014年
上映時間:114分
監督:オ・ギファン
原題:패션왕(ファッション王)
原作:패션왕(ファッション王)作者:キアン84
https://comic.naver.com/webtoon/list?titleId=325629

ファッションキング キャスト

チュウォン:ギミョン
キム・ソンオ:キム・ナムジョン、復学生ドットコム
ソルリ:クァク・ウンジン、全国一位
アン・ジェヒョン:キム・ウォノ、キアン高の皇太子
パク・セヨン:パク・ヘジン、キアン高の女神
イ・イルファ:キミョンの母
シン・ジュファン:チャンジュ
ミン・ジヌン:トゥチ、ウォノの子分
イ・ドンフィ:同級生
ムン・ジェウォン:イルチン僧侶
イ・ギョンヨン:ウォノの父
ホン・ソクチョン:MC
ハン・ヘジン:MC
ファン・ビョングク:キミョンの担任
パク・トゥシク:ソンチョル、キミョンの前の学校のいじめっ子
キアン84(原作者):ソンチョルの子分