韓国ドラマ『梨泰院クラス』感想 – 愛の不時着にハマれなかった人にもおすすめ

4.5
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梨泰院クラス あらすじ

正義感の強い高校生、パク・セロイ(パク・ソジュン)は、同級生となったグンウォン(アン・ボジョン)からいじめにあっているホジン(イ・ダウィ)を助け、グンウォンを殴ってしまう。

グンウォンの父親は、セロイの父(ソン・ヒョンジュ)の務め先でもある外食産業の大企業、長家(チャンガ)の社長である、チャン・デヒ(ユ・ジェミョン)だった。

チャン社長はセロイに土下座を強要するが、応じなかったため、セロイは退学に、父も会社を辞めることになってしまう。

そしてその後、父は偶然にもグンウォンの車に引かれ死亡してしまう。しかしチャン社長は会社ぐるみでそれを隠蔽した。

セロイはチャン社長の陰謀により服役させられるが、父の復讐を誓い、若者と外国人の街梨泰院に店を出すのであった。

梨泰院クラス 感想

ズバリ面白い。新感覚ヒロインのイソが最高!

周囲の人に恵まれすぎている、商売そんなに簡単に上手くいかん、というツッコミも、細かいこたぁいいんだよ!と思いたくなるキャラクタ―の魅力にあふれいている。

梨泰院クラスの噂はかねがね聞いていたが、最近見てきたパクソジュンのドラマが、サム、マイウェイどかキム秘書は一体なぜのような、ゆる~い感じのものが続いていたので、あまり期待できずにいた。

けれど、Netflixは一度押さえておこうと思って加入。愛の不時着が思ったよりハマれなかったので同時進行で見て見たら、こっちの面白いこと!

最初の高校生~服役パートはちょっと辛くて見て居れなかったが、梨泰院に店タバムを開いたころからいっきに面白くなった。
ちょっと高校生を演じるには皆無理があった(笑)

何よりも、新ヒロインのキム・ダミ演じるチョ・イソの魅力がすごい。

ソシオパス(後天的な精神障害で、反社会的行動をする症状)という設定なのだが、どこがソシオパスなのだろう。
少し性格が悪いかと思う部分もあったが、全くコミュニケーションに問題がないではないか。
人の痛みもわかる子だと思う。

キム・ダミは The witch 魔女 のイメージがあるから、クラブで「地球なんて爆発しちゃえ!」と行った時に、メチャァ!と踊ってる全員の頭が潰れて血しぶきが飛ぶところを想像してしまった。

「刑法第32章、同意のないキスは強制わいせつ罪」と一喝するシーンも痛快。
でもまあ自分もするのだけどね。

自分は俳優のルックスは何のアドバンテージももたらさないタイプなので、
愛の不時着にハマらなかったのはたぶんリジョンヒョク(ヒョンビンの役名)が全然魅力的に思えなかったからだと思うが、
セロイにもときめきはしないものの、応援できる好感度の高いキャラクターだった。

完全無欠じゃなく、少し欠けている部分を持っているからこそ共感できるんだよね。

持っているものがなく(実際はあるのだが、白けない程度の許容できる範囲)復習も結構ずさんで足をすくわれる。
天才のイソや他の仲間がいないと成功できなかったであろう、弱さがあるところがいい。

物語にツッコミどころが多いと、集中力が欠けてドラマへの没入が阻害されるのだが、この梨泰院クラスは多少のツッコミどころはあるのだが、進行上妨げにならない許容範囲であることが良かった。

例えば、トニーが英語が話せないという事実について、普通は面接時に確認するべきなのだが、後から発覚することで話が盛り上がるエピソードになっているわけだから許せる。
好きなキャラ、イソが、トニーを見た目だけで外国人と決めつけているのに一瞬がっかりしたものの、あとにモヤモヤきちんと回収されてやっぱりイソはいい子だと思えるシーンも良かった。

愛する人のそばにいるために、必要な人間になりたいという努力が本当にいじらしい。

イソは意外と嫌われているキャラのようだ、
梨泰院クラス、イソで検索すると

  • 梨泰院クラス イソ 可愛くない
  • 梨泰院クラス イソ 嫌い
  • 梨泰院クラス イソ ぶさいく

等と出てくる。なぜなのだろう??美人の基準って何なのか。
スアは正統派美人らしい。もちろん綺麗だとは思うが、自分はイソのほうがだんぜん魅力的だ、際立っている。

少しずつ復讐を遂げていくサクセスストーリーに、トランスジェンダーの問題や、ダイバーシティも絡めて、そのあたりの脇のエピソードは薄いけど、本筋を邪魔しない程度でヨシ。

途中都合よく上手くいきすぎじゃ?とも思うが、その辺はドラマなんで、細かく描いていたら50話、100話になってしまうだろうので妄想で補完。

クライマックスはちょっとノワールテイストに、えっそんな緊張感ある展開に?とドキドキハラハラする。
愛の不時着は全く緊張感を感じられず、どうせ死なないでしょという冷めた目で見てしまったのだが、その感覚の差はなんなんだろう。

結末も大納得。ちょっと泣いちゃったよ。

「人間、100年も生きていないのだから、いっそ生まれてこなければよかった、面倒くさい」

「辛いこと、苦しいことばかり、でも、明日胸がときめくことがあるかもしれないと思って生きる」

最近聞いた励ましの中でも一番心に響いたセリフかもしれない。

韓国ドラマを120本以上見てきたが、その中でもちょっと新しい感覚を覚える作品だった。

とくに自営業の自分は響く。こんなに環境に恵まれてたらいいんだけどね。。

毎日を懸命に生きている人に、ストレス解消におすすめ!

OSTもいちいち素晴らしい。

ガホの『はじまり』は特に耳に残る。

[MV] 가호 – 시작 [이태원클라쓰 OST Part.2 (ITAEWON CLASS OST Part.2)]

梨泰院クラス ドラマ情報

公開年:2020年
話数:16話
原題:이태원 클라쓰(梨泰院クラス)

梨泰院クラス キャスト

パク・ソジュン:パク・セロイ
ソン・ヒョンジュ:パク・ソンヨル、セロイの父

キム・ダミ:チョ・イソ、ソシオパス
キム・ヨジン:チョ・ジョンミン、イソの母

ユ・ジェミョン:チャン・テヒ、長家グループ会長
アン・ボヒョン:チャン・グンウォン、テヒの息子、不良
キム・ドンヒ:チャン・グンス、テヒの庶子

ユン・ギョンホ:オ・ビョンホン、刑事
チェ・ユリ:オ・ヘウォン、オ・ビョンホンの娘

ナラ(HELLO VENUS):オ・スア、セロイの初恋の相手

リュ・ギョンス:チェ・スングォン、セロイの囚人仲間
イ・ジュヨン:マ・ヒョニ、トランスジェンダー
クリス・ライアン:韓国とギニアのハーフ
イ・ダウィ:イ・ホジン、セロイの同級生、いじめられっ子

キム・ヘウン:カン・ミンジョン、長家専務
ホン・ソジュン:キム室長、テヒの秘書
キム・ミギョン:キム・スンレ、トニーの祖母、不動産業界の大物
ウォン・ヒョンジュン:キム・ヒフン、ヤクザのボス
キム・イクテ:ファン・サンホ、セロイの高校の校長
ペク・スンヒョン:セロイらの高校担任教師
チャ・チョンファ:セロイの転校前の同級生クク・ボクヒの母
ホン・ソクチョン:梨泰院の飲食店経営者、オネエ
イ・ジュニョク(1972年生):パク・ジュンギ、長家部長、シェフ
チョン・ノミン:ト・ジュンミョン、チュンミョンホールディングス代表
パク・ボゴム:スアの店のシェフ志望

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