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韓国映画『嘆きのピエタ』感想 – キム・ギドク作品の中ではわかりやすいほうで結構おすすめ

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嘆きのピエタ(字幕)

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嘆きのピエタ あらすじ

生まれてすぐ親に捨てられ、30年間天涯孤独に生きてきた借金取りの男ガンド(イ・ジョンジン)。

冷酷無比な取り立ての日々を送る彼の前に、突然母親だと名乗る謎の女が現れる。

ガンドは疑いながらも、女から注がれる無償の愛に心が揺れる…。

嘆きのピエタ 感想

不思議に心が温まってしまう映画。

キム・ギドク監督の映画に苦手意識があり、いや~な気分になりそうだと思って後回しにしていた。
今、精神状態があまりよくないが、かえってこういう時に見たほうが毒を持って毒を制するみたいな感じでいいのではないかと思った。

ネタバレなしで見るのが必須。

劇中、もしかして??やっぱり??みたいな気持ちになるのがかなり快感というか面白かった。
夢中であっという間に見ることができた。

残虐なシーンも多いのだが、全てに意味がある。
完成度の高い作品だと思う。

疑問点は、
ガンドは何を食べさせたのか?
どうやってミンスが死体を松の木まで運んだのか

哀しい結末、最後のシーンは忘れられないが
どこかほんわかとした気持ちになれる。

雰囲気としては『息もできない』に似ているか

見て良かった、おすすめ。

嘆きのピエタ 映画情報

公開年:2013年
上映時間:104分
原題:피에타(ピエタ)
監督:キム・ギドク

嘆きのピエタ キャスト

イ・ジョンジン:イ・ガンド、取立屋
チョ・ミンス:チャン・ミソン
ウ・ギホン:フンチョル、ウォンソン精密
カン・ウンジン:フンチョル夫人、ミョンジャ
チョ・ジェリョン:テスン、飛び降りた男
イ・ミョンジャ:テスンの母
ホ・ジュンソク:自殺した男、カンチョル
クォン・セイン:ギターの男、ソングァン精密
ソン・ジョンハク:闇金チャン社長
キム・ジェロク:僧侶

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