殺戮にいたる山岳 あらすじ
15年前の炭鉱崩落事故で息子のジュンヒョン(チン・ソンギュ)を亡くした老婆(イェ・スジョン)は、息子が生前騙されて買った土地で金鉱のような物を見つける。
刑事のパク(チョ・ジヌン)に確認してもらうが、パク刑事は、黄鉄鉱だとウソをつき、横取りしようと仲間を集めた。
一方、炭鉱事故でジュンヒョンに命を救われた老いた猟師ムン・ギソン(アン・ソンギ)は、ジュンヒョンの娘ヤンスン(ハン・イェリ)を自分の孫の様に大事に守っていた。
ギソンがいつものように山に入ったところ、老婆が男たちに襲われているところを目にする…。
殺戮にいたる山岳 感想
名優アンソンギが女の子(ハン・イェリ)山で熾烈な銃撃戦を行う、おじいちゃんダイ・ハード。
おじいちゃん主演の映画、増えてるのかな。
ヤンスンは何歳の設定なのかわからないが、おそらく高校生、知的障害なのかもしれない。
映画撮影当時33歳で、16歳くらいの役をやったというから驚き。
チョ・ジヌンが双子の一人二役、何かすごいトリックや伏線があるのかと思いきや、必然性を全く感じなかったが逆に驚き。
悪い仲間達の俳優もなかなかお気に入り、新しき世界のソンム(キム・ユンソン)もいた。
ただ、その仲間達がなぜ集まったのかとか、そういうバックグラウンドは特になし。
そして今を時めく犯罪都市で極悪朝鮮族の男を演じたチン・ソンギュが老婆の善良な息子役で回想シーンに登場。
いろいろ思わせぶりの設定があったが、なんだったんだという感じで特に回収されることがない。
最後重大な秘密、なぜおじいさんはヤンスンをそんなに守るのか?ということが明かされるのだが、ヘ?と言う感じで。
唐突に出てくるイ・ヘヨン(デググ)誰だっけと思って再生を止めて調べてしまった。
べつにそれじゃなくても守るのでは?
あと、指輪も、あんな大事になるものでもないような。。
何よりホラー設定、必要かな?
そうならそうでもう少し作り方あったような・・・
それよりなにより、おじいさん悪くないやん。
いろいろモヤる映画ではありました。
たぶん深いこと考えないでドンパチを楽しむのが正解なのかな。
韓国では興行大失敗だったそうです。
俳優の無駄遣い。役者A級のB級映画だった。
それにしても、金が出たら誰に言うのが正解なんだろう?
エンドのスチル写真はよかった、これだけ見るとすごく面白い映画見たような気になる。
でも、嫌悪感というかこの映画嫌い!というほどでもなかった、役者さんたちに敬意を表して、星は普通。
時間があれば見るよろし
おじいちゃんのバトルなら、グランドファーザーのほうが自分は好み。
殺戮にいたる山岳 映画情報
公開年:2016年
上映時間:93分
原題:사냥(狩り)
監督:イ・ウチョル
殺戮にいたる山岳 キャスト
アン・ソンギ:ムン・ギソン、猟師の老人
チョ・ジヌン:パク・トングン、刑事/パク・ミョングン、刑事(双子一人二役)
ハン・イェリ:キム・ヤンスン、老婆の孫
イェ・スジョン:老婆、ジュンヒョンの母
チン・ソンギュ:キム・ジュンヒョン、ヤンスンの父
シム・イヨン:イ・グムジャ、ヤンスンの母
パク・ピョンウン:猟師 カク・チョンピル
クォン・ユル:メン・ジュノ、室長
ハン・ジェヨン:猟師 キム・チャンシク、社長
キム・ユンソン:猟師 ソン・ギウク、税務署課長
チョ・デヒ:猟師 イ・ピロ
チャ・スンベ:猟師 チェ・ビョンスン
シン・ドンミ:ムン・ジョンスク、ムン・ギソンの娘
イ・ヘヨン:ムン・デグク、ムン・ギソンの息子
ソン・ヒョンジュ:ソン班長、ムジン警察署