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韓国映画『うさぎとリザード』感想 – ゆったりとした感じのロードムービー軽く見流すのがおすすめかな

3.0
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うさぎとリザード [レンタル落ち]

うさぎとリザード あらすじ

幼い頃、アメリカに養子に出された自称メイ(ソン・ユリ)は実母を探して韓国に帰ってきた。

偶然拾ったタクシー運転手のウンソル(チャン・ヒョク)は心臓病でいつ死ぬかも知れない状態だった。

ウンソクは死を覚悟し、この世を去る整理を始めていたが、ユリの過去を探して自分自身の運命に出会う。

うさぎとリザード 感想

韓国での観客動員数はたったの8000人だったという、大コケ映画だったそうだが、そんなに悪くないと思う。
いや、悪くない、むしろ良い。

短時間でまとまりがあり、情感たっぷりのロードムービー。
自分はバグダッド・カフェを思い出した。

少なくとも暴力とエロさえ描けば芸術だと勘違いしているような作品よりはよっぽど芸術的だ。

ウンソルの病気はどんなものか具体的にはわからないが、あんなに頻繁に心臓が止まるようではタクシー運転手はつとまらないだろう、というつっこみは置いといて。

ラストはありえないけれど、なんとも言えない不思議な余韻、きれいな話だなと率直に思う。

好みがわかれるかもしれないが、機会があったら見てみて損はないと思う。

うさぎとリザード 映画情報

公開年:2009年
上映時間:102分
監督:チュ・ジホン

うさぎとリザード キャスト

チャン・ヒョク:ウンソル、タクシー運転手
ソン・ユリ:メイ、アメリカ帰り
アン・ソヒョン:幼いメイ
チャ・テヒョン:警察官、ウンソルの友人

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