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韓国映画『母なる証明』感想 – ドイツの友人が見て驚いて連絡してきた

5.0
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母なる証明(字幕版)

母なる証明 あらすじ

母(キム・ヘジャ)は知的障害のある息子・トジュン(ウォンビン)を溺愛していた。
トジュンには悪友のジンテ(チン・グ)がおり、ジンテはトジュンをかばいながらも、自分の働いた悪事をトジュンに着せるなど、したたかな面があった。

障害がありながらも、トジュンも男として成長しており、女性をナンパしては失敗していた。

そんなある日、少女が死体で発見され、トジュンが犯人として逮捕される。母は息子の潔白を晴らそうと奔走する。

母なる証明 感想

必見

ある日、自分の海外(ドイツ)に住んでいる友人から連絡があった、「すごい映画を見た、夫婦で茫然としている」と。
それがこの映画だった。

この映画の存在は知っていたが、見る勇気がなかった。韓国のサスペンスはどれも描写がどぎつく、精神的に”くる”ものが多いため、気持ちが健康な時しか見るのは危険である。

紹介あらすじをみても、どう考えても良い展開にならなそうである、悪い予感しかしない。

主演は『宮(クン)』でおっとりとした皇太后を演じたキム・ヘジャと、韓国を代表する元祖イケメン俳優、ウォンビン。
自分はウォンビンは『Friends』の好青年のイメージが強い。

この二人が『殺人の追憶』のボン・ジュノ監督によるドロドロのサスペンス映画を演ずるとどうなるか・・・

怖いが、見なければならない、義務感で見た。

ネタバレはしないが、とにかくガマンしてみてほしい。
そして何度か見てほしい。

話もわかりやすい、だが単純ではない。
ところどころの伏線、そしてなによりも怖くも美しいカメラワークとライティング。

どう見てもイヤな話なのだが、すっきりとした後味である。
ラストシーンがそうさせるのだろうか。

韓国映画の金字塔の一つだろう、見る人を選ぶが文句なく★5。
見てよかった。

母なる証明 映画情報

公開年:2009年
上映時間:128分
原題:마더(マザー)
監督:ボン・ジュノ

母なる証明 キャスト

キム・ヘジャ:トジュンの母
ウォンビン:ユン・トジュン、知的障害
チン・グ:チンテ、トジュンの友だち
ユン・ジェムン:刑事
チョン・ミソン:ミソン、写真館
ソン・セビョク:刑事
イ・ヨンソク:廃品回収老人
ムン・ヒラ:ムン・アジョン、女子高生
チョン・ウヒ:ミナ、チンテのガールフレンド
コ・ギュピル:男子高校生
イ・ミド:女子高生、ヒュント、アジョンの友だち
クォン・ビョンギル:ゴルフ場 学長
クォン・ボムテク:ゴルフ場 カート運転教授
ヨム・ドンホン:ゴルフ場 教授
イ・ジョンウン:火葬場、アジョンの親戚
チョ・ムニ:運動場 囚人
カク・ピョンギュ(カク・トウォン):炭火男