韓国映画『食われる家族』感想

食われる家族 あらすじ

事故で妻を亡くしたばかりのソジンは、精神的に不安定な状態にあった。
実は彼には幼少時、自分のせいで行方不明になった妹がいた。
ところがある日、その妹が判明する。しかしソジンは違和感をぬぐえずにいた・・。

食われる家族 感想

ソジンを演じるキム・ムヨル。自分的には神弓の好演が気にいってそれから注目している。
悪人伝のときは武井壮にそっくりな熱血刑事の役だったが、今回は精神がすこし不安定な父親の役。

すこし込み入った設定だが、すぐに世界観に引き込まれた。
ソン・ジヒョ演じる妹が、美しいのに不気味。
宮（クン）のときの、恋のライバル。新しき世界の囲碁の先生。とにかく神秘的で高嶺の花という感じの女性を演じるとぴったりとはまる。

家族を侵食され、じわじわと追い込まれていく主人公。
実は裏では○○が動いている、という○○がちょっと安直かな？とは思ったが、最後にソジンがする選択は意外で、なかなか良かった。

★は3にしたが、限りなく4に近い。名作傑作ではないかもしれないが、サスペンスとして楽しめる一作だと思う。

食われる家族 映画情報

公開年：2020年
原題：침입자（侵入者）
監督：ソン・ウォンピョン
上映時間：102分

食われる家族 キャスト

キム・ムヨル：カン・ソジン　
ソン・ジヒョ：ユジン
イェ・スジョン：ソジンの母
チェ・サンフン：ソジンの父
ホ・ジュンソク：チュ刑事
ソ・ヒジョン：ファン・ジョンイム、家政婦
イム・ソヌ：スジョン、ソジンの妻